ちっちゃな海外挑戦記

海外での体験や気づきを書き留めていきたいとこです。

ジャイアントキリングを夢みる

年明けから少年サッカーのコーチを週末に引き受ける機会をいただきました。

このチームはJリーグの下部組織、セレクションで入れるチームではなくオープンに入部できるチームなこともあり、おとなしい子から元気な子まで多様な子ども達が参加しています。

 

どんなチームかというとサッカーだけでなく地域のゴミ拾いや集団ハーフマラソンで世界記録に挑戦など、社会貢献性が高くとても魅力的なチームです。

一方で、成績は負け越しが続くチームというです。負けるにも点が取れない、大量得点で負けるなどネガティブな負け方が多い状況です。また高学年になってもオフサイドがわからない、ファールスローが多いなど、サッカーのルールがわからない子もいれば、

まともにインサイドキックもできず、サッカーを数年やっている子がいるチームです。

勝負事で負けが続いていると「自尊感情」「自己肯定感」が失われてしまうのではないかという懸念があります。そんな状況もあり、負けたあとに「君たちが主役だから、君たちが考えてやってみろ」なんと言っても、考える力を育ませることはできません。考えさせたからといって勝てるチームになりません。

サッカー会で「考える力」が必要ということがここまで浸透してきている一方で「考えさせる」ことに重きが行きすぎて、「教える」と「考える」の意味づけがわかっていないコーチが多いのではないのではないかと疑問に思っております。

諸々諸事情あるなかでご紹介を受け、チームの再建ではないですが、ここ3年かけて、この弱いチームを負けないチームを作ることになりました。

 

ジャイアントキリングを夢みて、スポーツ×教育の第一歩を踏み出そうと思います!!!